みなさんこんにちは、教育ゆるメモ先生です。
今回は、私が4年間積み立てNISAやiDeCoを活用してきた結果を交えながら、資産形成について話していきます。教員が給料以外で自分のお金を増やす方法はごくわずかです。特に教職公務員は基本副業禁止(限定的には認められているが)です。そのせいもあってどんなに辛くても辞められない、無職になったら暮らせない。そんな思いで続けていらっしゃる方もいるのではないでしょうか。私は4年間しか実践していませんが、それでも普通に貯金する教員より、得られるお金(得られる予定の)は多くなっています。これは教員をしていても心の支えになり、投資というお金の増やし方の基礎を学ぶ機会ともなりました。また今年から新NISAの制度が開始されることも踏まえ、積み立てNISAやiDeCoの解説をしていきたいと思います。超初心者向けなので、ご承知おきください。それではいってみましょう!
積み立てNISA、iDeCoとは
つみたてNISAとは、2018年1月開始の、長期的な資産形成を支援する投資の非課税制度のことです。
通常、投資信託などの投資で出た利益には税金がかかります。普通は利益の約20%ほど税金がかけられます。つまり、100万円利益が出ても、約20万円税金で引かれた、約80万円しかもらえないということです。
しかし積み立てNISAの制度は、一定金額までの投資であれば、その枠内で出た利益については、税金をかけないという制度です。つまり、100万円の利益が出たら、100万円そのままもらえるということです。
このことから、積み立てNISAを使って投資をしていくのがよりお得であることが分かると思います。
iDeCoとは、公的年金(国民年金・厚生年金)とは別に給付を受けられる私的年金制度の一つです。
昨今、少子化の影響もあり、年金が支払われるのか、年金を払い続けただけのリターンが返ってくるかわからない、老後2000万円問題などもあります。そんな中で、老後資金を別枠として投資で貯めておき、退職後などに引き出せる制度です。教職公務員などの公務員であれば、国民年金、厚生年金があり、そこにiDeCoが入ってくるので、老後のリスクを減らすことができます。
そもそも投資をするメリット
今ご紹介している積み立てNISAやiDeCoは、基本的には投資信託で運用しています。
投資信託って聞くと、危なくない?と怪しむ方もいらっしゃいますが、積み立てNISAやiDeCoは国が厳しい基準で認めた優良投資信託しか枠に入っていないので、長期投資を目的とするならリスクはかなり低いと考えられています。なぜ、わざわざそんなものをするのか。私の現在の実績を踏まえてお話していきます。
①貯金している人より、お金が増える。
銀行に預けて預金でお金を増やそうとしても、利息0.001%などの時代なので、100万円預金していても、利息で10円しかもらえない計算になります。それに比べて、つみたてNISAを活用した投資信託だと、利回りで低くても5%~多くて20%など含み益ですが出たりします。私が4年間やってきたデータを下記に貼ります。
執筆日が2024年1月13日(土)現在で、利回りでいうと、約20%がでており、普通に貯金するよりも、多い金額になっているのが分かります。
②基本的に放置でよい。
投資というと、毎日のように相場を見て、買ったり売ったりしなくてはならないのかというイメージが強いですが、実は積み立て設定をしておいて基本は放置で構いません。私も4年間放置したままです。積み立て設定とは、月々いくら投資するか設定しておくと、自動的に決められた日に投資してくれる設定です。これを設定しておくと、上がった下がったを意識するような面倒なこともなく、継続的に投資をすることができます。
③公務員でも可能。
これは副業ではないのか!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは副業ではなく、資産形成という枠組みなので、公務員でも問題なく行うことができます。(iDeCoについては、事務職に手続してもらう必要があります。)公務員は副業ができずなかなか自分のお金を増やしていくことができませんが、労力をかけず貯金よりも資産を増やしていける積み立てNISAは魅力的ですね。
デメリット
メリットを伝えるなら、デメリットも考えていかなくてはなりません。
①つみたてNISAは限度額が決まっている。
つみたてNISAは少額からでも投資できるように設定されている点は素晴らしいのですが、投資額には制約があります。月々33,333円まで年間40万円まで(これは現在私が運用している所謂旧つみたてNISAの話です。)の投資しかできませんので、お金をたくさん持っていて、たくさん投資したい方には向きません。
しかし、少額でも非課税になるので、デメリットとは一概には言えない部分もあります。
②毎月現金が貯金の人より減っていく。
投資をしているので、貯金の実をしている人に比べ、口座からお金は減っていきます。娯楽等で使えるお金も相対的に減っていきます。
しかし、積立額は自分で設定できるので、生活に困窮しない程度で自分のライフスタイルに合った選び方をすればいいとも言えます。
③iDeCoは基本引き出せない。
個人的に1番印象に残っているデメリットは、iDeCoについてです。
iDeCoは老後資金のために開発された制度ですので、基本的には老後になるまで引き出せないような設計になっています。そのため急にお金が必要になった場合でも基本的にはiDeCoからは引き出せません。
人は一時の感情でお金を引き出してしまうこともありますから、ある意味ではメリットとなりえるかもしれませんが、ご注意ください。
まとめ
私の見解で申し上げると、基本的につみたてNISAは絶対やれ!ということです。
デメリットを書かせていただきましたが、基本的にはつみたてNISAは万人にメリットがある制度だと思っていますし、今後当たり前になってくるものだとも思っています。冒頭でもお伝えしましたが、2024年から新NISAがスタートしていきます。そういった制度をうまく活用して、自分の資産を増やすことをやっていくのが大切だと思います。
自分のライフスタイルや人生設計を考えながら、つみたてNISA という仕組みを賢く使い、少しでも資産を増やせるように頑張っていきましょう。
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貴重なお時間をありがとうございました!!
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