【初任者教師必見】どんな子でも分かる指示・説明の仕方3選

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どうもこんにちは。教育ゆるメモ先生です。

この記事は、初任者や若手の先生が、指示や説明、発問をわかりやすく伝えるテクニックをお届けします。

実は学級が落ち着かない原因の1つとして、教師の指示・説明がわからないということがあるのをご存じですか?教師の指示が聞き取れず(聞いておらず)、何をすればいいか分からなくて、近くの人に関係ないおしゃべりをしてみたり、わざと周りと違う行動をして、できないことをごまかそうとするなどの行動をとる場合があります。こういった行動が綻びとなり、学級崩壊へと進んでしまうことも少なくはありません。今日は、どんな児童にもわかりやすく指示や説明を伝える方法をまとめていきます。今回の内容は、低学年でも共通してできますので、参考になればと思います。それではやっていきましょう!

①聞く姿勢をつくってから

 結論を伝えると、「聞く姿勢になってから話す」を初めから徹底することです。これを初めに徹底するか否かで、児童が指示や説明を聞けるようになるかが決まると言っても過言ではありません。

 具体的に聞く姿勢には、次のようなことがあります。

❶目で聞いて、❷体で聞いて、❸心で聞く

これは、私が小学校低学年の時に指導していたことです。順に詳しく説明していきます。まず、❶目で聞く は目線を話し手に合わせるということです。

話している人に目線を合わせることで、注目することができ、指示や説明を意識して聞くことができるようになります。次に、❷体で聞く は、聞き手の方に体を向けるということです。これは、話している人に体が向いていないと、話し手が聞いているのかわからないから、聞いています!という姿勢をつくるように指導しましょう。体の向きが話し手に向くようになると、自然とグループや授業中の発表でも体の向きを変え、発言しやすい環境が育まれます。

❸心で聞く は、話し手の気持ちに寄り添うということです。話してが話している時に頷いたり、拍手をしたりすると、話している人は安心できてうれしくなるということを指導します。

以上の3点を学級の最初に指導しましょう。ちなみに、低学年の時は、合言葉を作って、いつでも聞く姿勢になれるようにしていました。

手はお膝、背筋はピン、キラキラビーム!

こんな合言葉をとなえると、みんなで自然と聞く姿勢をつくることができますので、参考にしてみてください。

このような聞く姿勢をきちんとつくってから、教師が話し始めるようにすると、指示や説明が児童に届きやすくなります。

②目で見てわかる、聞いてもわかる。

 結論から言うと、「目で見てわかるように書いて説明する」ということです。今では当たり前になっていますが、特別な配慮を要する児童もクラスの中に1,2人は必ずいると言われている現在です。そんな中で、低学年に限らず、集中力が長続きしない児童や聞くのが苦手な児童など、子どもの特性は多岐にわたります。そういった様々な児童が一緒になっている学級では、どんな子にもわかりやすい指示や説明が大切です。それを叶えるのが、「目で見て分かる。聞いてもわかる」指示や説明です。

例えば、大掃除で掃除するところの順番を指示するときに、「いすの足、机のあし、机の中、ロッカーの中、くつばこ、をやってください。」という指示を出すとします。その指示で始めると児童からどんどん、こんな質問が来ます。

「先生、次に何をすればいいですか?」

これが何人も何人も続きます。これは教師の指示が児童に伝わり切れていない状況です。ましてや聞いていても覚えきれていないのです。これで先生に「聞いていないのが悪いでしょ!」と怒られて、やる気をなくし、反抗的になったり、ずっとおろおろしたりすることになります。

 こうならないようにするために、黒板や大型提示装置(テレビ)に指示することを書いておきましょう。そうすると、児童は聞き逃したり、忘れてしまっても黒板やテレビを見れば、するべきことが書いてあるので、児童は自分で考えながら行動することができます。そしてできたら褒めてあげれば、さらに児童は頑張ります。余計なことで叱ることも減らすことができます。

このようにして、指示や説明は必ず、黒板やテレビに書いて、目で見て分かるようにしてあげましょう。

③ナンバリングとふりかえり

 結論から言うと、「1つ目は、2つ目は」と番号で指示や説明を仕分けすることです。みなさんは、こんな指示を出していませんか。

「はい、ではみなさん、いまから机を後ろに動かして椅子だけ出して、前に持ってきて、並べてください。あっ、その前に机の中からタブレットも出してください。あと、椅子は円になるように並べてください。じゃあ、はじめ~」

このような指示を出して動けるならいいですが、この指示を出すと「先生、次に何をするんでしたっけ?」「あっ、~するの忘れてた。」など混乱する児童が出てきます。このような指示に変えてみましょう。

「はい、ではみなさん、今からこの順番に動いてください。①椅子を端に寄せます。②タブレットを出して、自分の椅子の上に置きます。③机を後ろに動かして揃えます。④自分の椅子をもって、きれいな円になるように並べます。ここまでで質問ある人?」

以上のような指示に変えると、児童の行動順がナンバリングで明確になっていますので、児童は動きやすく、指示を忠実に遂行することができます。もちろん上記の記事で述べたように、黒板やテレビに指示を書いておくのがベストです。さらに、最後に質問はありますかと聞くと、「円でどんな順番で並べますか?」などの質問が来ると思いますので、それに答えて、指示を追加していきます。(黒板などに追加するのも忘れずに)

できるだけ、活動が始まってから指示を出すことがないように、全員に指示が伝わるようにしてから活動を始めるようにするのが大切です。

また、低学年~中学年などでは、こんなふりかえりも効果的です。

「今、先生がいった4つのことは何だったでしょう?」

こういう質問をして、手を挙げた子に発表させる。そうすると、発表した子には、「よく聞いていたね、えらい!」と褒められるし、聞いていなかった子は、(なるほど、そうだったのか。)とこっそり知ることができます。こんなフィードバックを挟んであげるのも効果的です。

 すべてに共通することですが、不必要な指導(叱ること)をなるべく無くし、できたことを褒められるように仕掛けをすることが教師のスキルだと私は思います。ぜひやってみてください。

まとめ

①聞く姿勢をつくってから話す。

②目で見て分かる、聞いても分かるような指示・説明をする。

③ナンバリング(順序や指示の数を示す)とふりかえりをする。

低学年を若い時に経験し、こういった仕掛けを教師がすることで、褒めて伸ばすことができるようになりました。叱ることを教師の仕掛けでなるべく減らし、児童が褒められながら、自然とできることが増えていくようにするのが、教師というプロとしてのスキルだと私は思っています。参考になれば幸いです。次回も経験をもとに様々な記事を書いていきますので、よろしくお願いします。

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