【初任者必見】1人1台タブレットの使い方、学校でのSNSルールについて

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どうもこんにちは、教育ゆるメモ先生です。

皆さんの学校では、1人1台タブレットのSNSルールはありますか。おそらく生活指導などで、SNSルールの設定がされていると思います。特に1人1台タブレットが実施されて、児童1人1人がタブレットを持つのが当たり前になってきています。最近、某学校で不適切なタブレットの使い方をして、警察沙汰になってしまったり、ニュースになってしまったりしていました。

こういった背景から、学校での1人1台タブレットのSNSルールを改めて見直すことにしました。情報主任をしていた経験から作成した考え方を共有できたらと思います。それではいってみましょう!

1人1台タブレットの指導

 1人1台タブレットの使用に関して、私はこのような基準で行っています。

①学習の目的で使う。

 児童がタブレットを活用するとき、どんな基準で指導していますか。私は児童が今していることが「学習であるか」、「学習でないのか」問いかけるようにしています。例えば、プログラミングのアプリで活動している時、「それは何の学習?」と聞いて、児童が答えられない場合は学習ではありません。児童が意味をもって、これはOOのために行う学習と言えなければ学習とは言えないとしています。そのように指導していくことで、関係ないことをしていたとしても大きな声で怒ったり、叱ったりせずとも、問いかけるだけで指導ができます。

②クラスルームアプリなどの活用

 クラスルーム(class roomとは別物です)というアプリなどは、児童に一斉送信したり、児童の画面を教師がみることができたりします。またこのアプリケーションは、児童の画面をロックしたり、児童の画面を共有したりもできますので、タブレットの指導にも効果的です。

常に学習のために使うので、見られても大丈夫というスタンスで活用しています。生活指導上でも便利ですが、児童に一斉に共有したい資料や注目してほしいポイントがあるときなどにも活用できるため授業でも便利です。

③係で使う場合などは、事前に先生に言ってから。

 学級経営でやくそくをクラスが守る以上、先生としても「これやりたい」などの思いには全力で応えるというスタンスで行っています。そのため、タブレットの使用にも例外を設けています。それは、係活動で活用することです。例えば、クイズ係では、クイズを出すためのキャラクターを調べ、タブレットに画像を保存しておくこと。他にも動画制作係では、imovieという動画作成ソフトを使って映画を作るための材料集めをするなど、係で活用するためには、学習に関係のない検索や保存を許可しています。

ただし、野放しではなく、教師に「OO係で~のようなことをしたいので、◇◇までタブレットを使っていいですか。」と聞きに来てからOKとしています。きちんと管理をすることは大切です。これを怠るとなあなあになって、崩壊していきます。気をつけましょう。

④保護者へのお願い

 必ず全学年で、4月当初の保護者会で、お家でのタブレットの使い方と学校でのルールについて周知をしています。学校では基本的に教師の判断に基づき、管理していますが、お家では保護者の判断でのしようとなります。その際、家庭と学校とでの使用ルールに隔たりがあると、児童の意識も低くなってしまいます。学校と同じように家庭でも指導していただけるよう協力を仰ぎます。

⑤SNSの怖さを指導する。

 子供たちは、SNSが身近になりすぎて、その恐ろしさを理解できていません。小学生でも某SNSに自分のダンスを投稿し、住所が特定されてしまう事件などもニュースになりました。

 NHK for shcoolなどの動画でもSNSの怖さについてわかりやすくまとめている教材もあります。それを特に長期休みに入る前に再度指導をして、SNSへの防犯意識を高めるようにしています。

まとめ

 いかがだったでしょうか。特に1番初めにお話しした、「学習ですか?」という風に最終的には、児童自らが考え、判断して行動できるようになることが理想だと思っています。当然、こどもですから出来心で学習でないことをしてしまうこともないとは言えませんが、それは改めて指導のチャンスとして捉え、進めていけたらと思っています。

少しでも参考になったら幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

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